【お知らせ】関西大学社会安全学部 永田尚三教授の顧問就任並びに産学官連携について

株式会社タヌキテック(本社:京都市下京区 代表取締役:市川浩也 以下タヌキテック)は、防災及び消防団研究を行う関西大学社会安全学部の永田教授を顧問に迎え、産学官連携について発表します。

■事業の方向性及び背景

昨今の災害の広域化と特異化により未曽有の大災害に対する備えに対して日本の防災は減災へとシフトしてきました。

弊社が掲げる受動的な防災(パッシブセーフティ)から積極的な防災(アクティブセーフティ)へとシフトを実現するにあたり、消防団の高度化とスマート化が日本の防災に欠かせない要素となっております。弊社はチェンジメーカーとして「スマート消防団」を目指した消防団のICT化サービスとして、「消防団出場指令及び動態管理システム(以下、Fire Chief)」を地方自治体へ提供して参りました。今後、本プロジェクトをより地方自治体や消防団に適したものにし、日本の防災に貢献するため、地方自治や消防団を研究する関西大学社会安全学部永田教授を顧問に迎え、産学官の連携により地域防災に貢献して参ります。

■今後の産学官連携において推進していく要素について

・地域防災及び消防団に精通した研究結果の共有

・共有された情報によりサービス機能の向上

・共有された情報により次の防災サービス(防災SaaS)のローンチ

・消防行政及び消防団の課題解決に関する教養情報の取得・更新

■関西大学社会安全学部永田教授について

氏名:永田尚三

専門分野:消防行政、消防団行政、防災行政、危機管理行政、地方自治

所属:関西大学社会安全学部教授、一般社団法人共生社会支援協議会理事長など

書籍:『消防の広域再編の研究―広域行政と消防行政』武蔵野大学出版会 (2009)

政策教育の視点から、ディベート教育の研究も行っており、『政策ディベート入門』創開出版(2008)などがある。

受賞歴:日本公共政策学会公共政策フォーラム学生政策コンペにて『防災まちづくり』を共通テーマに2017年に熊本市長賞を受賞

■タヌキテックついて

タヌキテックは「身近な防災をアプリから。」をミッションに地域住民により構成される市町村消防団に対して出場指令及び動態管理と各種業務改善のソフトウェアを消防団員が所有する多機能携帯電話(スマートフォン)よりアクセスできる「消防団出場指令及び動態管理システム、以下FireChief」を開発、運用しています。

今後の展開として、全国85万人の消防団員の内、消防団事務を掌握する消防本部及び市町村役場を対象に製品版の導入を行い、消防行政を研究する本件プレスリリースにて産学連携を締結する関西大学との産学官連携を通して消防団が抱える課題をアプリケーションにより解決を図ります。

スマートフォンを活用することから、GPS機能を活用することで消防団の活動状況を可視化を図り、災害及び被災状況の見える化を行います。この強みを生かすことができるキャリアを提供する通信会社や、保険会社と業務・資本提携に向けて取り組むとともに、理念に共感していだかけるベンチャーキャピタル(VC)や事業会社(CVC)との出資受け入れ・業務資本提携などを目指し、サービス向上と防災事業を進めていく所存でございます。。

■会社概要

社名:株式会社タヌキテック

代表取締役:市川浩也

設立:2018年12月

所在地(本社):京都市中京区下丸屋町403番地

資本金:1,904万円(資本準備金含む)

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